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運転免許証の無い子どもたちでもレースの魅力を存分に味わえるモータースポーツ、それがレーシングカートです。
かつては、芝刈り機用のエンジンをパイプフレームに搭載したものが「ゴーカート」と名付けられ、それらで競い合うスポーツが発展して、現在のレーシングカートの世界が構築されています。

レーシングカートは、子供から大人まで長く楽しめるモータースポーツである一方で、F1レーサーを目指すレーシングドライバーの登竜門としても位置づけられおり、世界に目を向けるとレーシングカートを卒業したあと、数年でF1レーサーに到達したドライバーも誕生しています。

モータースポーツの入門用カテゴリー

レーシングカートのレースでは、アマチュアからプロフェッショナルまで幅広いカテゴリーで構成されています。四輪レースと同様に世界に通じるステップアップクラスも形成されており、F1や日本のトップフォーミュラで活躍するドライバーのほとんどが、幼少期からレーシングカートに親しんできました。カートレースの裾野はどんどん広がっていて、現在では、四輪を含めたモータースポーツ全体の入門カテゴリーとして確率させています。

体感速度300kmの世界

レーシングカートの競技で使われる車体は、ゴーカートと区別するため「レーシングカート」と呼ばれています。
速く走ることだけを純粋に追求したレーシングカートは車高が低く、軽量かつコンパクトです。ドライバーの操作には素早く反応し、100cc程度のエンジンでもフォーミュラーカーに匹敵する速度を体感できます。